【西洋占星術とは?】占星術ってなに?星座占いと何が違う?特徴やホロスコープでわかることなど

西洋占星術
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こんにちは!reina(@aries13r_)です♡

みなさんが知っている「星座占い」は実はとってもとっても奥深いものなんです!
今回は私が当ブログで主に発信していく【西洋占星術】について私なりに簡単にまとめてみました。

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占星術とは

➡占星術(astrology)とは

  • 天体の位置や運きに基づいて、人や国の運命や性格、社会現象などを占う術のこと。

『占星術』には大きく分けて2つの種類があります。
1つめが【天変占星術】といって中国系の占星術とされる「四柱推命」「紫微斗数」など。
2つめが【宿命占星術】といって古代バビロニアで発祥した「西洋占星術」「インド占星術」など。

この2つは方法や思想、目的が違っていて
中国系の占星術は、主に国家や地上の運命を予測するため
西洋系の占星術は、個人の性格や宿命、運勢を占うため
古代より使われていました。

科学がまだ未発達であった昔は、明確な部類分けもされておらず『占星術』も「天文学』も同じようなものだったようです。
はっきりとした線引きは科学が発達し始めた17世紀ごろに行われたようですが、人類で最も古い学問だといわれる「天文学」と『占星術』がとても密接な関係であることから、天文学者のヨハネス・ケプラーやガリレオ・ガリレイも占星術を実践していたとか。

その後、現代に至るまで時代と共に様々な変化をし、心理学を取り入れた「心理占星術」や日本人には一番馴染み深いであろう「星座占い」という形として私たちの生活に浸透しているのです。

占星術の起源については諸説ありますが、どの説からも共通して言えることは
人々は昔から時代や国家、地域を問わず「星」に神秘性を感じ「星」を一つの基準として「星」を信じ、生きていたということが伝わりますね。
だから現代になるまで運命を知る鍵として、星々の光のように途絶えることなく今でも輝き続けているのかもしれません。

これから当ブログで発信していく内容は『西洋占星術』となりますので、次の項目でもう少し深堀していこうと思います。

西洋占星術とは

ホロスコープの特徴

西洋占星術の基盤となるものは、上の画像の「ホロスコープ」と呼ばれるチャートです。
このホロスコープ内に表記されているたくさんの情報から、あらゆる事柄を読み解いていくわけです。



➡ホロスコープとは

  • ある特定の日付・時間・場所、その瞬間天空に広がっていた、惑星(10天体)・星座(12サイン)・12室(ハウス)・角度(アスペクト)の4つを示した天体の配置図のこと。

*惑星(10天体)とは
太陽・水星・金星・月・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星(他小惑星など)

*12星座(サイン)とは
牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座

*12室(ハウス)とは
その瞬間の太陽の位置を基準とし、ホロスコープの円を12個の部屋に分けたもの。

*アスペクト(角度)とは
天体(感受点)同士の間の角度のことで座相とも呼ばれます。



ホロスコープ上に描かれている以上の情報などを基に、それぞれが持つ象徴や意味を言葉として紡いで文章にしていくのが占星術師の基本的な鑑定スタイルになります。
これがまた膨大な情報量になるわけで。
この膨大な情報を限られた時間や文章量などと制限のある中で、なにをどうチョイスしていくのかが占星術師の腕の見せ所になるわけですね。
人によって「センス」という個性があるからこそ占星術は魅力的なのです♪

その「ホロスコープ」にも3つの種類があって

その人が生まれた瞬間の天体の配置図を表した出生図である『ネイタルチャート』
その人が生まれてからの時間の流れを表した進行図である『プログレスチャート』
未来を予測したい時期の十財の天体の位置を表した経過図である『トランジットチャート』

と、それぞれ鑑定したい内容によって使い分けて使用しています。

西洋占星術の中にもまた種類があり、
個人の生まれた日時・場所を元に性質や運勢などを読み解く『ネイタル占星術』
個人よりも大規模なもの(企業や国家など)を読み解く『マンディーン占星術』
1星座を30分割し、360度分のシンボルを元にした『サビアン占星術』

などなど、他にも様々な技法があります。

星座占いとの違い

みなさんがよく知っているであろう「12星座占い」は西洋占星術の中で一番スタンダードであろう"ネイタル占星術"にあたり、あなたの生まれた時の「太陽」「どの星座」にあったのか、で【太陽星座】が決まります

12星座占いでは「太陽」のみにフォーカスを当てている占いなので、同じように「他の天体」が「どの星座」にあるのかを見ていくことで、『世界にたった一人のあなた』という人がどういった人物像なのか
具体的には、どんな個性を持ち、どんな事柄に興味があって、どんな才能があって、どんな人生を歩んでいくのか・・・ということがチャートを通して浮かび上がってくるのです。

10天体分の「顔(個性)」があなたにあるわけですから、誰一人として同じ人なんていない。
だからこそ、自分の個性も他人の個性もそれぞれ素晴らしいものなのだと思えますよね。


なので12星座占いが「当たらない!」と思っている人は、もしかしたら太陽星座よりも色濃く出ている星座が他にあるのかもしれませんよ♪

ホロスコープでわかること

ホロスコープでわかることは、本当にたくさんあります。

  1. 行動パターンや第一印象
  2. 自分の持つ資質や才能
  3. 人には見せない内側の自分
  4. コミュニケーション能力・実務能力
  5. 好きな事や心から感動すること
  6. 人生の目的や方向性
  7. 前世からのカルマや魂が望むこと
    ・・・など

軽く上げただけでも、こんなにたくさんのことがホロスコープから読み解けるのです。

読み解けることを見ていてお気づきになった方もおられるかもしれませんが、ホロスコープは吉凶を占うものではないのです。
ホロスコープは、あなたがありのままの自分を思い出し、いつの頃か無意識に背負っていた心の鎖に気付き、輝かしい人生を歩めるようにしていくにはどうしたらいいのか、を見出すものなのです(*^^*)

さいごに

先ほど『世界にたった一人のあなた』と先ほど申しましたが、自分という人間は世界中どこを探しても【自分】しかいませんよね。
それと同じようにネイタルチャート(出生図)も全く同じものは存在しないそうです。そして、自分のネイタルチャートと同じ天体の配置になるのは、約2万6千年後・・

そうなんです。
ホロスコープは唯一無二、自分だけの「取扱説明書」のようなものなのです。


人はみなこの世に生まれてくる前、魂の成長のためにこの地球で「どんな人生を歩んでいくか」「どんなことを地球で学ぶのか」と、大まかな道筋を決めて生まれてきています。
あなたの魂は、あなたが今までどんな過去世を歩んできたのかも、今世あなたがどんな人生設定をし、なにを成し遂げることを目標に生まれてきたのかも、すべて知っています。
その魂が、この日この時間のこの場所に生まれるんだ、と決めてきているのです。

その魂が、記憶を消して肉体を持ち地上に転生してきたときに、迷子になってしまわぬよう私たちにホロスコープというひとつのヒントを残してくれているのだとネイタルチャートを読むたびそう感じています。

自分の魂が残してくれたヒントを今後とも活用していきたいですね!


それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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