前回は「2022年の太陽回帰図の振り返り」をしました。
今回は2023年の太陽回帰図を読み解いて、今年一年がどんな年になるのか予測していきたいと思います♡
2022年の太陽回帰図の振り返りはこちら↓
太陽回帰とは?
自分の出生図の太陽の度数と、現行の太陽の度数とがぴったりと重なる瞬間のことを、太陽回帰(ソーラーリターン)という。
毎年誕生日と同じ日に回帰するというわけではなく、実は、日付や時間は多少前後します。
その瞬間のホロスコープを読み解くことで
- 今年一年をどうやって過ごす傾向にあるのかが知れる
- 一年の方向性が掴めるので、圧倒的に行動しやすい
- フォーカスを当てるべき場所がわかるので行動の無駄を省ける
というメリットがあります。
私も毎年必ず自分の太陽回帰図を先読みして、一年の傾向を掴み、脳にインプットします。
そうすると、あらかじめ自分の一年に必要な部分にのみフォーカスを当てている状態なので、目の前に訪れるチャンスを掴みやすくなりました。
雑念も減るので、だいぶ生きやすくなります。←
太陽回帰図から読み取れることは、
・どんな雰囲気でこの一年を歩んでいくのか(アセンダント)
・どんなことを大きなテーマとして取り組んでいくのか(太陽)
・どんな心境でそれらをやっていくのか(月)
・どんなことが発展しやすいのか(木星)
・一年で試練だと感じやすいこと(土星)
など、基本的には出生図と読み方、解釈の仕方はほとんど同じです。
数あるホロスコープの種類の中で、1番重要なのはなんといっても「出生図」
出生図>太陽回帰図というように、出生図に勝るチャートはありませんが「太陽回帰図」は、生きてるうちに出生図を達成していくためのアイテム♡(だと私は解釈してます)
占星術の惑星の帰還は、通過する惑星が人の瞬間の正確な位置に戻ったときです。誕生。象徴的に、これは惑星が人の生活の中で新しいサイクルを始めていることを意味します。リターンは太陽と月にも適用されます。
【惑星の帰還】 Wikipedia site:nipponkaigi.net より
2023年の太陽回帰図
こちらは私の2023年の太陽回帰図です。
では、早速ホロスコープチャートから予測していきたいと思います!
太陽回帰図の天体の片寄り
上半球(南側)に片寄り
2023年は天体が上側(南半球)と右側(西半球)に片寄っています。
前年と同じように、天体が上側に多いと「社会との接点が多くなる年」と読めます。
もちろんホロスコープを通して、まだまだしたいことがたくさんあるので「好きなことを仕事に、独立できるように頑張るぞ!」と、太陽回帰図も背中を押してくれています。笑
右側(西半球)に片寄り
前年と違うのは、右側(西半球)に天体が偏っている点。
今年は「他者の意見を参考にしながら、決断をしていく」年になります。
私の場合は出生図でも、天体は左側に片寄っているので「自分自身の意思決定によって人生を切り開いていく」タイプなのですが、今年は他者の意見を参考にしていくことが多そうです。
私自身もいろんな人の意見を素直に取り入れていくことを意識したいと思います♡
アセンダント(一年の大まかな雰囲気)
太陽回帰図のアセンダントは「全体の雰囲気」や「今年社会に向ける顔」を表します。
2023年の太陽回帰図のアセンダントは「乙女座」
乙女座は「柔軟宮」なので、前年までやってきたことの「変化・応用・発展」の年となります。
「ホロスコープの活動」や「発信・インプット&アウトプット」に関することを引き続き行なっていきながらも、工夫をしながら新しいメニューを考えたり、発信方法について模索していくのかなと思います。
これまでは、スタンダードに「出生図読み」と「太陽回帰読み」の2つの鑑定書とセッションの提供を主な活動としていました。
が、今年は新メニューのリリースを勢いよくやっていきたいなと思っています。
単発講座とか、単発セッションとか、いろいろと「ありのままの自分の星を活かして生きていく方法」をお伝えできるようなメニューの開発に現在取り組んでいます!
提供できる日を楽しみにしてくださると嬉しいです^^
乙女座のキーワード
乙女座のキーワードはこちら。
太陽回帰図のアセンダントが乙女座だと「全体の雰囲気が乙女座っぽい一年になるよ〜」とか「乙女座っぽい雰囲気をまといながら社会と接点を持っていくんだよ〜」ってことです。
太陽回帰のテーマの切り替わりは、太陽回帰を迎える約3ヶ月前ごろから徐々に影響を受けだします。
私は4月が誕生日なので、ちょうど年明けごろから徐々にステージが変わるということになります。
実際に、私すでに感じている「太陽回帰っぽい影響を受けてるな」と感じた出来事といえば…
3月の中旬に新居へと引っ越しました。
引っ越しして思ったんですけど、引っ越しって最強の断捨離になるなって思ったんですよ。
なるべくスムーズに引っ越しできるようにと、不要なものを捨てるのはもちろん、部屋の奥の方に眠っていたいろんなモノが出てくることによって過去の思い出(心)の断捨離にもなりました。
ひとつずつ「今の私に必要なモノなのかどうか」自分の潜在意識と対話しながら向き合う時間は、心の整理にもつながりました。
また、引っ越ししたら「生活を整えたい」ってずっと思っていて。
たくさん断捨離(デトックス)して、整った生活を過ごすんだ、と。
理想のルーティンってあるじゃないですか(笑)Youtubeとかである「モーニングルーティン」みたいな。
それをずっとやりたかったんですよ。自分なりに整っていると思えるような生活を送りたくて。
もうこれは完全に「今年の太陽回帰の影響だな」って思ってます。(来年になるとまた変わるw)
現在、引っ越しも荷解きが終わって、やっと日常生活を楽しめるようになってきたのですが、マイルーティン満喫してます。
分かりやすいと思うので、私が4月現在意識して実際に行っていることをちょっと挙げてみますね。
- 自炊、お弁当の持参
- 無駄を省いてシンプルな生活を送る(節約・節制)
- ダイエット、体調管理、筋トレなど
- ホロスコープ関連のデータの見直し、まとめ、整理、改善など
ざっと思いつく限りを挙げてみたのですが、これぞThe乙女座的。笑
まず、生活環境も食事も心も体もデータも「整えたい」っていう気持ちが強くて、それって完全に乙女座のエネルギーなんですね。
私は太陽が牡羊座なので、基本的に足元を見ない意識の方が強く出ちゃうんです。←
デフォルトで意識が上へ上へ、前へ前へ出てっちゃう…笑
なんだけど、身の回りにあるものを整理したい、改善していきたいって意識が向くのは太陽回帰のアセンダントの影響だろうなと思っています。
個人天体に乙女座持っていないし、本当に分かりやすいです。
もうすでにアセンダントの影響をひしひしと感じている現在です。
今年はシンプルに仕事が忙しくなったり、自分の役割が増えたりしそうな星回りです。
太陽(最も重要なテーマ)
太陽回帰図での太陽は「その年もっとも重要なテーマ」を表します。
2023年の太陽は「8ハウス」に位置しています。
アセンダントの支配星もこの8ハウスに入っているので「8ハウスの事柄が強調される一年だよ!」ということになります。
8ハウスのキーワードはこちら。
8ハウスのキーワードって何度見てもめっちゃディープ。笑
要は「一変するよ」ってこと。
住む場所はもう既に変わったのですが、それ以外にも様々なライフスタイルの変容が起こりうるわけです。
「深める」という意味もあるので、占星術をもっとディープに極めていくとも読めますし、他者との関係性がより親密になっていくでしょう。
「継承」も8ハウスの代表的なワードなので、誰かから何かを受け継ぐことも…?
「深層心理」も8ハウス管轄のキーワードなのですが、占星術をより深い心理レベルで落とし込んで、日常生活で活かしてもらえるようなセッションを今考えていて。
そのセッションを受けてもらえることで、生き方や価値観、人生が「変容」できるような体感を受けてくださった方に得てもらいたくって。そこと繋がる…。
まぁ、そういったことを経験しながら、自分自身の人生も変容していく年になりそうですね!
太陽のアスペクト
太陽には「火星」がスクエア(90度)、「木星」がコンジャンクション(0度)、「キロン」がコンジャンクション(0度)で影響を与えています。
えー、すご…パワフルだわぁ…
火星がスクエアだと勢いよく発進できるパワーはあるんだけれども、どこかでなにかが狂うと上手くコントロールできずショートしてしまいそうな配置でもある。笑
ワーカーホリックにも注意したいところですね。
アセンダントが乙女座だし、神経過敏になりすぎるのには気をつけたいところ。
また8ハウスは「0か100」という意味合いが広がり「-100と200」みたいな極端さがあるけれど、オーブが広めなのがまだ救いかな。
とにかく勢いがあって、その勢いに乗って発展できる年でもある。
なので衝動的になりすぎず、しっかり自己や理性を保ちながら火星のエネルギーをうまく活用していきたいですね!
5度前ルール適用すると「9ハウス」に位置しているので、占星術とか教育やより発展した学びのようなフェーズも視野には入れてます。
月(興味関心・心境)
太陽回帰図での月は「その年の心境や興味のありか」を示します。
月は「獅子座」そして「12ハウス」に位置しています。
これはもう既にピンときているんですが、「表現者側に回る」って感じですね。
サインが獅子座でなければ、今まで通りアンダーグラウンドな活動に興味を持ちそうな感じなんだけれど、獅子座は「自己表現」のサイン。
なので、自分が演者側とか、演出する側に回って表現者としてやっていく感じ。
実際に、インスタグラムで試してみたいことがあって、ホロスコープ関連とは別のアカウントを作成して、発信しているところなんです。
ライフスタイルアカウント、みたいな。
「SNS運用」とか、そういった分野に最近は興味が湧いていて、今後の自分の未来にも、ホロスコープの活動にも活かせるし、モノは試しと思いやってみています。
これまでは全く興味がなかった分野なので、太陽回帰図の影響だなって感じますね。笑
上手に運用できるようになったら公表したいです♡
月のアスペクト
月は「水星」と「木星」がトライン(60度)、金星がスクエア(90度)、土星がオポジション(180度)で角度を形成しています。
「水星」は発信や学びの管轄、それを拡大させてくる「木星」もいい角度でサポートしてくれてるので、軽いエネルギーで発信していきたいなと思います。
「金星」もスクエアだけどオーブ広めなので、遊びも浪費もほどほどにしようといった感じだけど、「土星」がスクエアで金星よりもオーブ狭めなのでいい意味でピシッと背筋を張れそう。
MC(約一年後の到達点)
太陽回帰図でのMCは、太陽のテーマを行なっていることで得られる「その年の到達点」を表します。
2023年の太陽回帰図のMCは「双子座」
支配星である水星も、アセンダント乙女座の支配星や太陽と同じ「8ハウス」にあり、とても強調されているのがわかります。
「8ハウス」の事柄がとにかく大事すぎるんですね。
深い関係性、探求を通して「発信力」を得ていくのだと思います。
サビアンシンボル(サインの1度ごとに意味づけされているシンボル)を見ても「発信力」や「影響力」また「トーク力」などを表しているシンボルで、私が今年得たいと思っているものと一致。
来年の太陽回帰までに手にいれられるよう、自分自身も頑張っていきたいと思います!
さいごに
2023年の太陽回帰図を読んでみました!
占星術を勉強されている方や、「バースデーホロスコープセッション」が気になってくださっている皆さまの役に立つ記事になっていれば嬉しいです!
まだ太陽回帰を迎えて数日ですが、もう既に影響を感じている部分も多く、これから半年後や一年後、どのように色づいていくのかも楽しみです♡
太陽回帰図で一年の傾向を先取りして知ることで、進むべき方向性も明確になります。
進むべき方向性が明確になると、滞りなく前へと進むことができます。
私は約3年、その年の方向性やビジョンは太陽回帰図からインスピレーションを受けて目標を立てていますが、やはり星が示す方向性はさまざまな恩恵を授けてくれます。
ご自身の「太陽回帰図」が気になる方はぜひ「バースデーホロスコープセッション」にてお待ちしております♡(応募資格があるメニューになりますので、応募前に申し込みフォームをご確認ください)
ではまた♡
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